REC&CUSTOMIZE STUDIO



陽の当たる場所の録りについて。

現在制作中の弾き語りコンピ、
その中の曲陽の当たる場所の録りについて公開しようと思います。



https://pbs.twimg.com/media/Cm5SCPDVMAAtIoz.jpg




この曲に関しては全てウチで録っているのですが
基本的にウチでの録りの標準セットで録音したので
そういう意味での参考になればと。


まず今回は弾き語りということで、
実際に録音したのは
•メインヴォーカル
•ハモリ
•ギター1
•ギター2

以上の4トラックです。
使用したPCはMacPro、DAWはProToolsです。
I/OはApogee DUET。
ウチで録る場合はそれらに信号が入る前に
Mackie 1202VLZを経由しています。
アナログ感的な意味合いと、
DUETは2in/2outなので入力拡張、
それとコンソール的にツマミもいじったりします。
ただしごくごく少量しか1202では変化させません。

で、それ以外の機材に関しては
メイン、ハモリ共に歌は
AT4040(マイク)
dbx 286A(マイクプリ)
1202VLZ(ミキサー)
DUET(I/O)

以上の流れで録音しています。

ギターに関しても、
ギター2だけ俺が弾いたんですが弾く人に関係なく共通で 

ウチのアコギ(Takeharu)
Shure SM57(マイク)
dbx 286A(マイクプリ)
 1202VLZ(ミキサー) 
DUET(I/O)

マイク以外はたいして変わらない流れで録音しています。
ちなみに、俺はアコギを録る時はSM57を
12フレットあたりを狙って立てることが多いです。

 録音の流れを見ると、
高級な機材を使用している訳ではないのがわかるかと思います。
いわゆる宅録をする方と同じような機材。
特にアコギの録りで言えば、
マイクプリは基本的に音量を稼ぐために通しているだけなので
音色的な意味での変化はありません。
もともとのスタジオへ至る経緯が経緯なので、
エレキギター関係の機材は多いですが
今回のような弾き語りだとかの場合は宅録と同じようなもんです。
このアルバムで言うと212の曲も
完全にウチで録ったもので機材も同じです。
アコギは彼の所有ギターを使用したことだけが唯一の違いです。

宅録の音質とか、
宅録ならではのリラックスした状態でも録れること。
そういうところも感じてもらえると嬉しいなと思っています。