ミキサーで有名なMackieが発売していたDAWである
Tracktionが無料でダウンロードできるようになっているんですが、
MacBookにインストールしました。
少し古いバージョンではありますが、
市販されていた製品がそのまま無料ダウンロードとくれば
試さない訳にはいきません。
VSTプラグインが動くというのも
個人的には外せないポイントでした。
Studio Oneもフリー版を発表して一時話題になりましたが、
トラック数などに制限があったはず。
Tracktionは制限なしのまんま市販品状態。
メインで使用するDAWを変える気はありませんが、
DAWによって音質が異なるしプラグインが違うので
求める音に応じて例えばギターだけTracktionで録って
Protoolsに流すのもアリだと思っていますし
何よりフリーとなればPCがあれば誰でも
録音環境が作れるので
ウチみたいな方針のスタジオにとっては
データ共有に使えるしいいんじゃないかと。
歌だけ録るなら最低限PCとヘッドセットでもあればOK、
楽器は別途I/Oが必要になるとは思いますが
それでも魅力的ではあると思います。
ちょうどMacBookが最低限のシステムで稼働しているので、
そういう意味ではぴったりかなと。
日本語化も簡単にできます。
ただプラグインを挿す方法がわからず苦戦しました。
やっぱり俺が普段使用しているDAWとは違うので、
プラグインという文字を探してみるものの見付からず。
まぁ結局解決しましたが、プラグインという表記ではありませんでした。
ギター用のトラックにAmplitubeを挿しておいて、
例の最低限システムのまま録音可能にしました。
その他TAB譜表示用のソフトを追加、
随分前に買ってあったAppleのリモコンを使用することにしたりで
結局Windowsを入れておく意味がほぼなくなったので
削除してしまいました。
そんなこんなで今更ながらMacBookを
ようやく使いこなせるようになってきた気がします。
こう書くと恥を晒すようですが、
正直Tracktionを開けばプラグインの文字があるもんだと思って探したり、
Tux GuitarはWindowsでしか動作しないと勝手に思ってましたし
リモコンはMac Proで使用するつもりで買ったのに
Bluetoothが内蔵されていないのを知らず使えなかったり。
人間以外と思い込みってあると思うんです。
そしてそれで損したり失敗していることもあると思うんです。
たぶん俺だけじゃなく。
思い込みを捨てることの大切さと難しさ。
いい勉強になったなと思います。