以前書いた制作環境の追記です。
まず、I/Oについて。
MacProでは、基本的にAPOGEE DUETを使用しています。
Protools9とDUETで本番の録音やミックスをするのが主です。
DUETの名の通り入出力共に2chですが、
当環境では生ドラムの録音は現状出来ないため
音質面に特化して選んでいます。
解像度もそうですが、シルキーな音との評判のある
落ち着いた高音域とでも言えばいいでしょうか。
決してハイが出てないのではなく、痛いハイは出ないといった感じ。
全体的に丸みのある感じで、個人的にはむしろローが好みで使用しています。
モニター出力とヘッドフォン出力が個別調整できませんが、
個別調整可能になったDUET2はUSB接続のモデルで
個人的にUSB接続は使用しないつもりなので
変更予定は今のところありません。
Windows環境では、2台接続しています。
基本的にはFocusrite SffirePro40を使用しています。
こちらは入出力共に8chありますので、
将来的に生ドラムを自宅もしくは外部で
録音する機会があった際でも対応可能です。
音質は高域に特徴があるので、
同じく高域に特徴があるSteinberg社のDAWと
合わせて使用しています。
用途は主にデモ制作です。
Protools9対応なので、MacProでも使用可能ですし
以前は使用していました。
もう1台はDigi002 Rackですが、
これは一応インストールしてあるWindowsのほうの
Protools8を起動する時専用です。
Protoolsは8以前は自社I/Oしか使用できないので、
当環境では2台接続し切り替える方式をとっていますが、
WindowsではほぼProtoolsは使用していません。
従ってDigi002 Rackもほぼ使用していません。
アルバムでもそうですが、
たまにフリーのプラグインを使用する時があります。
フリーの場合圧倒的にWindows用/VSTのほうが多いので、
そういう時に活用しています。
続いてモニター関係ですが、
普段はMSP5を使用しています。
個人的には音にクセを感じますが、音が見えやすいので普段使用しています。
最終チェックにはNS-10Mを使用しています。
いまだに数多くのスタジオに置いてある定番モニターです。
他にPM0.5(来客用ソファで聴く時用)や
マスタリング時にはZ1、高校時代からの付き合いのコンポなども
使用しています(コンポはTVやPS2のスピーカーとしても使用)。
マスタリング後CDに焼いて
CDプレーヤーでチェックしています。
今回は制作環境の追記として、再生環境の紹介でした。