REC&CUSTOMIZE STUDIO



制作環境。

ウチのスタジオの制作環境を軽く説明します。
 
まずドラム。
もちろん外部スタジオで生音を録り、
データを持ち帰って編集する形も可能です。
Ash名義では、基本的にそういう形をとっています。
当スタジオ完結の場合、
Addictive Drumsが基本で曲調によっては
ProTools標準のBOOMも使用しています。
生音で録ったドラムの単発サンプルもありますが、
今のところまだ使用していません。

ベース。
当スタジオにはDIが3種類あります。
MXRとSANSとCOUNTRYMAN。
いずれか2系統で同時に録音して各素材のバランスで
音を決めることが現状多いです。
LINE6のBASS POD PROもありますので
アンプ録りの音が必要な際には使用可能です。
現状はプラグインでアンプ音を出しています。
Amplitubeのアンペグのもの。
Bass Amp Room。
ProTools標準のSANS。
使用可能な系統としてはそんなところです。
 
ギター。
まずアンプが現状5種類。
Bronx。マーシャル系の音色です。
TriAmp MKⅡ。スタジオにあるあれ。
WARP7。ハイゲイン用。
HT-5。疑似コンボアンプ的な。
そしてTHR。これはコンボアンプシミュレーター的なアンプです。
これらハードのアンプが常設してあります。
そのアンプからAxeTrakやIsolation(サイレントボックス)を通って
録音しています。
Isolationは思いの他音漏れするため
アッテネーターを併用しています。
基本的にはこれらハードの組み合わせで音色を作っています。
PODも一時期所有していましたが、
個人的にデジタルの癖を感じるため
手放してしまいました。
個人的にはAmplitubeなどのソフトのシミュレーターのほうが
自然な音色だと思っていますし幾つか所有しています。
どちらかと言うとキャビネット目的で使用することが現状多いです。
ハードで作った音色に、ソフトで
キャビネットにマイク録りの音を加えるイメージです。
空間系は基本的にプラグインを使用しています。

ヴォーカル。
当スタジオ内にブースと言える程ではありませんが
ヴォーカル用に区切られたスペースがあります。
任意のマイクをそこに立て、備え付けのヘッドフォン(900ST)で
録音しています。
マイクプリはDBXの286Aです。
これは2台所有していて、
基本1台はアコギの録音用ですが2種類のマイクで
ヴォーカル録りも可能です。
 
ギターはDBX 266XL、ベースはDBX 1066を経由し
軽くピークを叩く程度にコンプレッションしています。
 
最終的には全系統Mackieのミキサーを経由して
APOGEE DUETへ入力しています。
各楽器持ち込みは可能ですが、
当スタジオでの設備のみで制作する場合は
このような機材で音色を作っています。
 
モニター環境や各楽器の詳細は各ページに載せてあります。
当スタジオ所有楽器はギターは特に
改造してあるものが多いです。
 
過去気に入って使ってくれた方がいましたが、
改造楽器故にレンタルは可能ですが
あまりオススメはしません。
 
木材加工などを除き音色面に特化していますが改造は出来ます。
電気系統(PU、配線、コンデンサなど)は相談、改造実施できます。
部品を用意していただければ作業料は発生しません。
 スタジオ同様趣味の延長線上のものとして扱っています。
 
あまり触れる機会のなかった改造面も含めての、
当スタジオの制作環境紹介でした。