COMRUDとして久々の新曲「探し星」を
近日公開予定です。
曲自体はとっくに完成していて、
録音も済んだ状態ではあったのですが
そのまましばらく停止していました。
現在は各自の個人活動もありますし、
次の曲の公開はいつになるかわかりませんが
新曲も製作中のようです。
だいぶ間も空いたので改めて、
ミックスし直したりしました。
COMRUDの手作り感はある程度残しつつ、
曲が増える度徐々に処理も本格的にしていってます。
そんな探し星の録る側、編集する側の両面から少し
書いておこうと思います。
まず録る側として。
ギター(アコギ、エレキ)とベースで参加しています。
ちなみに使用機材は忘れました(笑)。
アコギはいつもの、エレキは黒のストラトだったかな?
ベースは5弦を使ったような気がしますが定かではありません。
今回は弾き語りテイストで極力シンプルにってスタートしたので、
今までの曲と差別化するべくエレキにエフェクトを掛けました。
最近俺がエフェクトを使用する際は基本これくらいしか使用してない感のある
トレモロを使用して装飾音的な感じにしました。
ちなみに今回はTHRを使用して音を作っています。
トレモロもTHRで掛け録りです。
ベースはウチの基本システムで。
ウチではサンズとMXRを経由し
それぞれの音をProtools上で混ぜています。
編集する側として。
COMRUDでは手作り感はコトノハからずっと意識しています。
ミックスって突き詰めれば終わりのない作業なんですが、
やり過ぎると録った時に音声と一緒にあった空気とかが
失われてしまうと思っていて。
まぁそのへんについては以前も書いた記憶があるので以下略。
今回もピッチ補正とかはしていません。
よくある歌を数トラック録っていいとこだけ使用とかもしていません。
できるだけ生の音を入れて作りたい。
だから基本的にずっとそのスタイルです。
徐々に処理を本格化していると上に書きましたが、
コトノハ→伝えたいおと→探し星で本格化していったのは
奥行きや定位に関してです。
MTRで録音したりするとそのへんがない平らな感じになりやすいですが、
コトノハは逆にそのへんを意識していて。
MTRならではの味というか。
ビートルズのようにモノラルだった時代の暖かさというか。
つまり俺の言う手作り感というのは、
一言で言ってしまえばアナログ感です。
カセットテープやレコードで聴く時のアナログな音。
懐かしさと暖かみのある音。
時代と共に周辺機器もデジタル化していって
市販CDもほとんどがデジタルな音。
今の機材だから出来るデジタルと、アナログ感の共存が
ウチのスタジオのテーマみたいなもので。
まぁ言葉にするのは難しいですが、
探し星が公開されたら
コトノハと聴き比べてみてもらえればありがたいです。